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前兆の風 [魂と現実]

人って、子供の頃から、ずっとどこかにある「自分」に出会う旅を続けている。
それは、はたから見ると「適応」している、状態に見えるときでも、なんか違うという思いが片隅に、でも濃くある。

でもその何かは、真剣に向き合うと、現実が苦しくなるので、何とか正当化したがる、でもすればするほど、濃くなる。

「今、恵まれている」「人に感謝しなければ」と一生懸命今を肯定しようとする。でも、その繰り返しの苦しさから学ぶのは、実は簡単である。「なんか違う」を受けいれさえできればいい。
受け入れれば、心と身体は安心して、徐々に「なんかいい」方向に向き始める。
身体は、イメージとして表面的な感情ではなく、真意に反応している。

行きたいと口で言っても行きたくないと、どこか流れがおかしくなる。

とても影響を受けた本にパウロ-コエーリョの「アルケミスト」がある、いつも主人公は、人生に前兆を感じる、それも風の力、自然界からくる、人の人生の魂を中心とした合理性の風、水も土も好きだけれど、やはり風は特別な感じがある。昔ソビエトの映画で「貴族の巣」、内容も全く覚えていないけれど、画面だけは記憶があり、風が美しい風景を象徴していた。
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