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レセプター [アートセラピー]

人を救う言葉、これには、聞く側に、そのことに関して心の土壌があるか、もしくは柔軟に耕されているかがポイントになる。
昔、中国の方が、画廊で、「絵は見る側の精神的なレベルが関係しているから、大変なお仕事ですね。」と言われた。

日本では、意外に精神のレベルと言う言葉は、タブーな話題になっている。
この方が言ったレベルと言う内容は分からないが、私的には、感じとる力のことと考えている。
「木と森」を感じ取る感受性が育まれているかどうか。

CMは消費者に商品のレセプターをつくっている。

人から与えられたレセプターではなく、自分で必要性を感じ、自分でレセプターの網目をつくれる人達がいる。
そういう人は、まんべんなく、バランスよくレセプターを持つだけではなく、あることには、とても深いそれを持てる。受け売りでないので、個性が光る。

何に深いレセプターを持っているかで、人の言葉を聴くセンサーが違ってくる。
言葉を話す側、聴く側、これはそういう意味でとても対等な関係にある。

アートセラピーの画:テーマ「三角形の中に自分の居場所をイメージする」
(画の掲載の許可を頂いています)

DSCF3207.JPG

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