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エル・グレコ展 [絵画]

える.JPG東京都美術館で開催されている「エル・グレコ」展を見に行った、平日だけれど結構混んでいる。名前しか、あまり良く知らない画家だが、でも、不思議な感じ、アニメっぽいような。印象的なのは、「手」。この時代の絵は、ワンパターン的な手の表現が多い気がするが、エル・グレコのはとても個性的である。本のページを抑えていたり、聖人でも生活感のある手。歴史上の人が描かれているが、現代的な雰囲気があり特に「白」に惹かれた。下から見上げるような構図は、渦のようで、見ていると少し目が回りそうだ。
「形態や色彩など、全てを判断しうるのは唯一絵画だけである。なぜなら、絵画の目的は、それらすべての模倣だから。」「なぜなら、真実のところ、諸芸術(すべてではない)の至高のものは言葉に置き換えたりすることはできず、絵画で何かをやり遂げた人は決して寸法を測ったりはしない。」「場面を装飾し(目に見えない聖なる)人物を大きく描くためにある意味でそれらが天体であるということを利用した。我々はそれらを光の内にみるが、光と言うものは例え小さくても遠くから見ると大きく見えるのである。」by エル・グレコ(会場でメモしたものです)
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