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一言が運命をかたどる [対人関係]

昔画廊で仕事をしていたとき、インテリアコーディネーターの人が時々やってきた。在庫だけでは、不足なので、前もっていろいろな画廊から、作品を借りてくる。6軒くらいの店に行って、10点ずつほど借りる。ポスターなどサイズも大きく、持ち運びや労力は大変。画像で見るのとは、実物は違う。それでも一点も、コーディネーターが気にいらない場合がある。何も物、お金、情報が動かないことが2回以上続くと、もうその人からの依頼は断っていた。本人が気にいっても、コーディネーターの顧客が気にいらないと、返却される。他にもすることが、沢山あるので、その人にかかる時間で、関係を検討していく。仕事が多忙なコーディネーターは、顧客を直接画廊に紹介してくれて、勝手に自分で選んでもらう。

気にいらなくても、こんなに準備してくれたのだからと、多少義理でも買ってくれる人もいる。気にいる、いらないと言う自分の感性を100%にするのか、相手の大変さを考えて少し譲ってくれる人。

「何かを始めるにあたって、遅すぎるということは無い」と言う言葉がある。この何かを始めると言う意味は、私には、「なりふり構わずやってみる、人にどう思われるかを気にしない」と言う意味になる。
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