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反転の時代 [対人関係]

先日H氏からとても、考え込む貴重なお話をお聴きした。
耳のご不自由な方とのイベントで、
そういった方が、アイコンタクトでお話ができているのでは、と言うこと。
そしてそういう方たちが、会話において無駄がないこと。
(H氏のお話の記憶を辿りながらなので多少違っているかも知れません。)

自分の母親は70歳から目が見えなかったが、途中失明なので、特別な訓練も受けていなかった。
出かけるときには、「そこは車が多くない?、椅子はある?、」など、健常者なら
どうでもいいようなことをいつも気にしていた。
普通に安全であることが、多分命にまで関係していたのではと、H氏の
お話からふと思いました。

安全性へのハードルが低いとも言えます。
それを共有するために、耳の不自由な方は瞬間のアイコンタクト能力が
高まるのではと。
考え方の一致とかの前に、身の安全をお互いに築こうという共有感が
必要なのでは・・。

話が飛びますが、感性の高い人や心が落ち込んでいる人も、
そうでない人からの言葉や雰囲気から威圧感を感じ緊張感を高める可能性がある。
心の安全レベルが守られていないところでは、
自分を表現できない。

そういう傾向の人が今まではどちらかと言うと、適応力が低く心の弱者のように
思われていた。
でも違ってきている。
あまり有用とは言えないプライドや虚飾やこだわりに
気を使わない、命そのものを生かそうとするパワーが
高く、クリエイティブな人生に直結していける
能力の高さを感じます。


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