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深追いはしない [対人関係]

多分かなり昔は、衣食住を手に入れるのは危険だった。狩猟や漁が主だから、危険の予測も難しい。また男性が食料を取って帰れなければ、大変なことになる。そんな時に、夫や息子の安否を気遣うのが、村に残った女性たちなのだろう。まあ、平気な人はいつの時代でもいるだろうけれど、多くの女性にとっては、無事に帰ってくるまでは、気が気ではないはずだ。その時間を過ごすために、手作業が発達したのではと、思う。ただ食べるためだけではなく、食料を干したり、蔓を編んだり、それが不安を解消させてくれる祈りでもあったかもしれない。大事な人の安全のために異変を感じるテレパシー能力も高かったはず。
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今は、夜10時までに帰ると言っていた夫が、12時になっても帰らない、おまけに携帯にも出ない・・イライラはすごいことになる。

夫が帰らないと、妻もスケジュールが停滞する。今は妻も夫も子供も忙しい時代。子供は別だが、大人ななら連絡がないのは良いこと、くらいに思えて丁度良い感じだ。つい遅くなることは夫婦共に沢山ある。怖い目付きで「遅くなるなら電話くらいしろ!」なんて、怖すぎる。相手をほっておくことができることが重要で、イライラせずに自分で時間を過ごせることが「自立」でもある。より豊かな人生のために、人の影響を受けず時間を有効に使える精神性がポイントになる。

アートセラピーでは、例えば夫婦関係の解決そのものは、目的ではない。それぞれが個人として何がしたいのか、それを試行錯誤するために、お互いが相手を尊重できる自由度の高い環境づくりへの提案である。
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